「秋葉原事件」のあとに、、、

一昨晩、市川の「たいめいけん」でのみながら、新しく入った会員さんと
話していたことがありました。
居合を始めた理由を聞いた後に、武道を習うということの実用性というか意味合い
についてです。


仮想敵では、本当の人間を相手にしていない、ならば組太刀をやったとして
”いざ”と言う時に何の役に立つのか。
最近いきなり無差別に斬りかかられる時代なのでこわすぎますよね?


・ナイフを突きつけられたときに固まらないこと
・冷静にさばける動体視力と体捌きを身につけること
・初太刀?を何とかかわして自分ともう一人ぐらいを逃げさせられるくらいの
 技量を身につける。


ここまでできれば上出来だと思うのですよ。
逆に、武道をやっていてこんなことを対処できないのは×だと思うのです。
世間がみる”目”という意味でね。
「あいつ、武道やっているなんていって実際はさぁ。。。」
なんてゲスの勘ぐりをされないためにはどうするか?


でもそんなおいらの意見に賛同するとともにフランス外人部隊帰りのH参段
がおっしゃることには、


「そんな常に行き交う人に対して警戒して歩かなければ
いけないのは幕末で終わった」


とおっしゃっていました。そうだよね。でもドイツ旅行にいたときは
常住坐臥だったような気もする。日本でもそろそろ。。。
そんな話をしていたまさに身近で”あんな事”が起きるなんて。。。


身を守る術を身につけると同時に、危険だと思う場所に対しての警戒心
というか、そんな場所に近づいてはいけない!なんて「感」も身につける必要があると思いました。