「間一髪」や「あぶなかった」ではすまされないような一日

本日は、昇段審査の見学。
今回から厳しくなるとおっしゃっていましたが本当に厳しかったです。
四段受審者は三人中合格一名、何を質問しているのかもわからなかった。
六段審査のT指導員は無事合格。「組太刀にもう少し迫力をつけてもよい」
と御宗家がおっしゃっていましたが、確かにそう思った。でもボーダライン
みたいものがわかっただけ収穫です(←上から目線?)。


終了後、本部道場近くの島根館にいる嫁と合流して秋葉原へ。
、、、そうです、ただいま一三時五〇分。
”あの事件”が起きてから一時間ちょっとしかたっていません。
もちろん、まだ慌ただしい事件現場をみました。
普段から通っている場所です。
休日なら確実に通りそうな場所です。


昨夜、「混むから11時には秋葉に行こう」
と嫁はいっていました。


でももし、おいらが昨日22時の門限を破って23時ちょっと前に帰った
ことにより、嫁が飲み過ぎて今朝二日酔いでなかったら?


今日「昇段審査の見学に行きたいから秋葉より先に日本橋に行きたい」
とおいらが言わなかったら?


嫁のお目当ての店が中央通り沿いにあり、まさに問題の交差点をホコテン経由で横切っていた可能性が九割以上あったおいらたちは、、、


でも、あれだけのことがあったわずか2時間後、まだ通行止めと実況見分中の現場から10メートルも離れていない中央通りのホコテンでは、フィギィアを道ばたにおいて写真を撮っている人、それを写メでとっている通行人、
コスプレをしている女の子、それを撮っている人、買い物中の嫁を店の外で待ちながら、そんな光景をみているおいら。


「都会の無関心」ではすまされないような、何かすごい怖さを感じた一日でした。