屋久島 その3

kkichi2007-09-07

今日は「沢登り」です。
沢登りって川岸の石ころ部分を歩いて川を上ったり下ったりする事だと思っていたのですが、今回のツアーはざぶざぶ川に入って上っていく手法だそうです。


で参加したのはおいら達夫婦と三重から来た夫婦の計4人。
昨日えらい目にあった西側山道の真ん中あたりで車をとめて
装備をつけます。「ハーネス」って言うのかな?初めてつけました。専用の靴は「足袋」と言い、膝をガードする道具は「脚絆」と言いましてなんか江戸っぽいですね。


沢まで延々を山道を下りまして(猿や鹿が普通にいるし)沢と海の間の所からスタート。
最初はつらいと思いましたけど筋肉が慣れるのですね。ガイドさんのアドバイス通りに足場や手をかけるところが見つかると体がいい感じに順応する。


途中でロッククライミングの講習がありました。
ちょっとした突起につま先の外側を引っかけて体重をつま先だけに乗っけると手の部分は第一関節をかけただけでヒョイっと上れるものなんですよね。
(まあ山登り自体は子供の頃からさんざんやらされていたけどね)


この応用を使って8メートルくらいの滝を上っていくお題目があったのですよ。ガイドさんが上からロープで支えて「カナビラ」に命綱にかけてよじ登っていく感じの奴です。
女性陣は滝の途中から上っていったのですが、空気的に男性陣は滝壺から上っていくことになりまして。。。


片方の夫婦の旦那は27歳でJAFに勤めているらしく筋肉隆々なので何とかパワーで上った感じでした。
で、おいらの方はパワーないし。。。まず滝壺からはい上がるために手と足を突っ張って上っていくのです。こんな事小学校以来でした。でもそこをクリアするとロッククライミングの要領で足場を捜しておもしろいように登れていくのです。
最終的には複数の足場が見つかりどこから行こうかな?という余裕までできたりして。
ガイドさんが「過去最高の早さでしたよ、クライマーの素質がありますよ」なんて言ってくれましてちょっと愉快な気分。


でもまあ元々山や川で育ってきたし、座技で鍛えているもんね♪
で、最後にゴール地点でみんなで記念撮影。
やっぱからだを使うのは楽しいな〜