昇段審査→『百足伝』はどこへ行った?

本日は昇段審査。午前中に軽く調整しようと思い日本橋に行ったら、選挙で稽古なし。
仕方がないので本部に行ったら、試斬会実施中(なんかついていない)。さらに時間を1時間間違える(いつの間に変更になったのだ?)。おまけに道場訓を間違って覚えていたため急いで修正。


14:00から開始、初段5名、弐段1名、五段1名、ということは三番目か。
おいらの担当の会員さんには人の演武はみない方が良いとアドバイスしていたので、おいらもそれに習うことにして亀の状態に。
いざ自分の番になると世界が真っ白に。ほとんど無意識に方針・理念・道場訓をしゃべっていました。で、演武。おいらの演武内容は、


「sha」「●●陰」「●送り」「●方」「●影感応」


で、「sha」を抜き始めたとき完全に無意識な状態でした。考えようと思っても考えられない。目をはずしたら殺される!くらいの感じでした。
なんとか3本まで終わりメインディッシュの「●方」。
あぁっ!!四太刀目の時に柄が袖に引っかかった!!!
実はウォーミングアップしたときにも1回だけ引っかかったんですよ。たぶん着崩れして
いたのだと思う。でも着直すと帯がまたきつくなるからと放っておいたら本番で出た。
あとはひたすらよくわからないまま終わってしまった。動揺は隠せず刀礼も前差に下げをが引っかかる始末。


休憩の後、口頭試問に。
御「よし課題、方丈記!」
K「え?方丈記が先ですか?」
御「、、、、(ノーコメント)」
K「まあいいか。『ゆくかわのながれはたえずして・・・・』」
御「意地悪な質問だ、『源平の時代、明けの明星と宵の明星にたとえられたのは誰だ?』『平氏で二位の位をもらった女性を三人いいなさい』『その他その他。。。』


なんだそりゃ、とりあえず▲的な回答はしたけど宿題はもらいました。
さらにコメント「●方の失敗した部分はよく稽古しておきなさい、あと奥伝は心がない、型をやっているだけだ」


、、、はい、おっしゃるとおりです、奥伝・内伝はシチュエーションが全く解っていません。その言葉を聞くためにあえて五本目に入れたのかもしれません。
(今度指導を懇願してみよう)
「で、百足伝はぁぁぁ」「、、、無視」
(はい♪メモリ消去)


結果は合格ですが、課題が死ぬほど残る有様でした。
まあこういう機会は必要で、久しぶりに良い経験をさせていただきました。